【全工程掲載】神戸市西区竹の台I様　築20年以上モルタル造吹付タイル仕上げ外壁塗装・擁壁塗装補修工事

工事内容

外壁材	モルタル造　吹付タイル仕上げ
外壁　使用塗料	超低汚染高耐候シリコン　塗替え周期目安13～15年 【下塗り1回】関西ﾍﾟｲﾝﾄ　ｱﾚｽﾀﾞｲﾅﾐｯｸﾌｨﾗｰ 【上塗り2回】関西ﾍﾟｲﾝﾄ　ｱﾚｽﾀﾞﾅﾐｯｸTOP 【色】8088モカ　艶消
屋根材	和瓦
屋根　使用塗料	－
その他工事	外塀廻り塗装・捲れ剥がれ浮き補修
営業担当	片岡　怜志（外壁劣化診断士）

工事にあたって～やまおか君より

現地調査

外壁の状態確認

水とセメントと砂を混ぜ合わせた素材で形成されており、モルタル壁自体の防水性は低いので、塗装で表面に防水性を持たせています。仕上げの吹き付けタイルは外壁の吹き付け塗装の一つで、一般的にはモルタルの仕上げに使われることが多いです。専用のスプレーガンで下塗り・主剤・上塗りで仕上げていく複層仕上げ材です。
塗膜の樹脂が劣化し、チョーキング現象が発生しています。ヘアークラックと呼ばれる0.3mm以下のヒビ割れも発生し、放置するとひびが進行し、浸水の原因となります。含水率は正常値の0～65％以内なので、やや高めとなっています。

塀の状態確認

表面塗膜に浮きや剥離が発生しています。剥離箇所から給水が促進されると建材の耐久性を損なう原因となりますので、メンテナンスが必要です。またひび割れが発生しているので、塗膜の防水機能が低下し、内部への水分の浸入が懸念されます。

工事工程

高圧洗浄

外壁や屋根についたカビ・藻・コケや砂ぼこりや雨筋汚れなどを落とします。旧塗膜がある場合は、剥がれや浮き・チョーキング粉など脆弱な部分も洗い落とします。

外壁塗装

下塗りにはフィラーを使用し、小さなひび割れや荒れた表面を滑らかにしたり、壁材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持ったラジカル制御性シリコン樹脂塗料を使用しました。

カラー・デザインポイント

I様邸は、施工前は家の外壁の色と擁壁の色が違っていましたが、今回外壁の色をモカで塗装し、擁壁も同じ色で塗装したいというご希望を承りました。同色にまとめることで、家全体に統一感が出て、以前のホワイトよりも汚れの目立ちにくい外構となりました。

付帯塗装

擁壁の塗装前に、まず下地調整材でパターン合わせを行います。その後下塗り材としてシーラーを使用し、中塗り・上塗りは透湿性能を持った塗料を使用しました。

工事を終えて～やまおか君より