2020.02.12

目地がないサイディングとは?ジョイントを消した大壁工法の見分け方と対策方法【Vol.17】

目地のないサイディング

前回、壁の話をさせてもらったんですが、パネル系の壁と言いましたね。サイディングボードとか。そのパネル系の壁には必ず目地があるというイメージなんですね。目地があるからそこのコーキングをやりかえる。でも、そこでごまかされてしまう壁もあります。

大壁工法

どんなものかというと、サイディングなのに目地がない。大壁工法というんですが、ジョイントを消してしまうやり方ですね。積水ハウスさんなども目地を消して上に吹き付けしている作りをしている建物があります。これもそのうちの一つなんですが、ちょっとここを見てもらえますか。これもいわゆるジョイントですよね。この目地、いわゆるボードとボードのジョイント。このジョイントをこうやって消してしまう。最終仕上がってしまうと、1枚の壁になる。まるで前回お話した左官屋さんという職人さんがモルタル壁を仕上げていきます。これは継ぎ目がなく1枚の大きな壁ができるわけですが、それと似たような仕上げにあるわけです。ここまで仕上がってしまうと目地がなくなってしまいます。

ですからパッと見たら、モルタル壁なのかなと思うんですが、実は下地はサイディングボードです。こういう形でちょっと騙されてしまう。別に騙す騙さないの話じゃないんですけども、我々は職業柄、この壁にはどんな塗料が合います、というようなご提案をさせてもらいます。その際に、やっぱりその下地が何かをある程度やっぱわかっていないと駄目な訳ですね。
でも、見積もりに来た業者さん・営業さんが必ずしもこんなことを理解してるかどうか、というところなんです。ちゃんとここがわかっている業者さんで、しっかりとどんなものを塗ったらいいのかというご提案を聞けば安心じゃないですか。でも正直どこまでわかってるのかというのが難しいところ。

これは横のジョイントを消していますが、縦割りの場合縦のジョイントを消していく。消したところに、ボードとボードのジョイントが割れてこないように、下地、色々あります。寒冷紗というものや、こういうメッシュのグラスファイバー系のものを貼って、表面が割れにくいようにしてるわけなんです。

まとめ

こういった形で、ひとくくりで壁って言っても本当に色んな種類の壁があります。それをやはりどんなものかちゃんと見極めて、今塗ってるものが何なのか。塗っているのか塗っていないのか。工場の製品なのか。そんなことをちゃんと見極めていって、どんな塗料を塗るか。塗料というのは、何でもかんでもこの塗料を塗ればいい、とそんなものではないんです。やっぱりその下地に合うかどうか。これがものすごく大事になりますので、そういうったところをちゃんと見分けてもらえる業者さんにしっかりといい提案をしてもらって下さい。壁の話でした。

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