2019.10.29

モルタル壁・サイディング壁を徹底比較!現場で塗らないメリットとは【Vol.16】

現場で作られる壁・工場で作られる壁

今日は壁の話をしようかと思います。壁と言っても色んな壁があります。後ろに見本があります。

大きく分けて、工事現場で作る壁工場で作る壁に分かれます。

モルタル壁

例えばこういったモルタル壁。いわゆる、昔ながらの建物で外壁を作っていく訳ですが、下にラスなどがあります。
その仕上げに塗っているモルタル。モルタル壁、聞いたことがあるかと思いますが、左官屋さんって職業の方が、コテを持ってこのモルタルを塗りつけていく。これで壁を作っていく訳なんです。ある面、つなぎ目がないというか、大きな面でも一面左官屋さんがキレイに仕上げていく訳です。真っ平らな壁。技術がいりますね。なかなか難しいものなんです。
そういったことをしようとすると、雨が降ると作業ができないとか、いわゆる工事の工期に影響してきます。

サイディング壁

ですから、それを短縮するために、工場で壁を作ってしまう。工場で作った壁を張ってしまったら、雨風関係なく作業が進めていける、工期が守れる、短縮できる。こういう意味も含めて、工場で作る壁ができてきました。その代表的なものとして、戸建て住宅でよく使われるサイディングボードというやつですね。前回から何度かお話しさせてもらっています。パネル系のもの、張っていって終わる。

このサイディングにも

  • 窯業系
  • 金属系
  • 樹脂系

と色々種類があるんですが、一般的に使われる窯業系サイディングはこういったものですね。厚みも色々、デザインも色々あります。

ALC

それだけではなく、例えば工場で作る壁の中にはALCというものがあります。ALC=軽量発泡コンクリート。ヘーベルハウスさんなんかはALCを使ってます。
どんなものか。言ってみれば、軽石みたいなものですね。中にいっぱい空気の層があって、鉄筋が入ってます。強度を持たすために。でもコンクリートと違ってかなり軽い。これも言わゆる工場で作った壁になります。これを現場で張っていく。大体鉄骨の上にこういうALCを使います。そういった形で、現場で作る壁と、工場から持ってくるいう壁があります。

モルタル豆知識

モルタルって言いましたが、ちょっとここで豆知識。

  • モルタル壁
  • セメント
  • コンクリート

色々言い方はありますが、ちょっとここでその棲み分けをしておきたいと思います。
まず、モルタルセメント、何が違うのか。同じなんですけれど、セメントっていうのは単純に粉状の接着剤と思ってください。そこに大量の砂を入れます。砂と砂をセメントという接着剤でくっつけます。強固なものになるんですね。硬い壁。接着剤だけ水で溶かして固めても、これはやっぱりもろい。砂が入るから強い
コンクリートとは何かというと、そこにがあります。石の塊ですから、左官屋さんという職業の方がコテでは塗れない。型枠を組んでそこに流し込んでいくというのがコンクリートですね。コンクリートの強度を上げるために中に鉄筋を入れる形になります。
モルタルとセメント、コンクリートの違い。そんな感じで覚えていただくとまた何か役に立つと思います。
今日は壁の話をさせていただきました。

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