外壁シーリングとは?役割、劣化症状、補修方法を解説
外壁塗装を検討している方は、必ずと言っていいほど「シーリング」という言葉を耳にするのではないでしょうか。
「シーリングってそもそも何。」
「どんな役割があるの。」
「劣化したらどうすればいいの。」
外壁塗装の際に必ずと言ってもいいほど耳にする「シーリング」について、その役割や劣化症状、補修方法などを知りたいあなたのために、この記事では、外壁シーリングの基礎知識をわかりやすく解説していきます。
□外壁塗装におけるシーリングの役割とは?
外壁シーリングは、外壁材と外壁材の隙間を埋める重要な役割を担っています。
外壁塗装を検討している方は、外壁材の種類によって、シーリングが必要になることをご存知でしょうか。
例えば、サイディングボードやALCパネルのように、複数のボードやパネルを張り合わせて施工するタイプの外壁材の場合、その隙間を埋めるためにシーリングが使われます。
では、シーリングは一体どんな役割を果たしているのでしょうか。
1: 防水性
シーリングは、外壁材と外壁材の隙間を埋めることで、雨水が建物内部に浸入するのを防ぎます。
2: 気密性
シーリングは、外壁材と外壁材の隙間を埋めることで、外気の侵入を防ぎ、室内の温度や湿度を安定させます。
3: 断熱性
シーリングは、外壁材と外壁材の隙間を埋めることで、外気温の影響を受けにくくし、室温を快適に保ちます。
4: 外壁材の保護
シーリングは、外壁材の隙間を埋めることで、外壁材の劣化を防ぎます。
5: ひび割れ防止
シーリングは、外壁材の隙間を埋めることで、外壁材のひび割れを防ぎます。
このように、シーリングは建物を守るために欠かせない存在なのです。
□シーリングの劣化症状と補修方法
シーリングは、紫外線や雨風などの影響によって劣化していきます。
劣化が進むと、雨漏りや外壁の破損につながる可能性もあるため、定期的な点検と補修が重要です。
では、シーリングはどのように劣化していくのでしょうか。
1: 肉痩せ
シーリング材が乾燥して硬くなり、収縮することで、表面が痩せてしまう現象です。
2: 剥離
シーリング材が外壁材から剥がれてしまう現象です。
3: ひび割れ
シーリング材に亀裂が入ってしまう現象です。
シーリングの劣化症状が見られた場合は、早急に補修を行う必要があります。
シーリングの補修方法には、大きく分けて「増し打ち」と「打ち替え」の2つの方法があります。
・増し打ち
既存のシーリング材の上に新しいシーリング材を重ねて塗る方法です。
・打ち替え
既存のシーリング材を完全に取り除いて、新しいシーリング材を打ち込む方法です。
増し打ちと打ち替えは、それぞれメリットとデメリットがあります。
増し打ちのメリットは、打ち替えに比べて工期が短く、費用が安く済むことです。
デメリットは、既存のシーリング材の劣化が進行している場合は、増し打ちだけでは効果が期待できないことです。
打ち替えのメリットは、既存のシーリング材を完全に取り除くため、増し打ちに比べて耐久性が高いことです。
デメリットは、増し打ちに比べて工期が長く、費用がかかることです。
シーリングの補修方法を選ぶ際は、既存のシーリング材の劣化状況や予算などを考慮して、適切な方法を選択することが重要です。
□まとめ
今回は、外壁シーリングの役割、劣化症状、補修方法について解説しました。
シーリングは、建物を守るために欠かせない存在であることを理解していただけたでしょうか。
外壁塗装を検討する際は、シーリングの役割や劣化症状、補修方法について理解しておくことが重要です。
この記事が、みなさんにとって役立つ情報となれば幸いです。
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