外壁塗装でよく起こるトラブルとは？解決方法やおすすめの相談先も紹介

住まいのやまおか君「プロタイムズ神戸西神店」です。

家の外壁塗装工事を業者に依頼すると、思いもよらぬトラブルに巻き込まれることもあります。トラブルの中には、人的なミスや悪意によるトラブルも頻発しており、被害に悩まされている人も多いです。

これから家の外壁塗装工事を検討している方は、トラブルに巻き込まれないように未然に防ぐ方法を身につけましょう。

ここでは、外壁塗装工事でよく起こるトラブルと解決方法について、工事の段階別に解説していきます。

また、トラブルが起きた時のおすすめの相談先もご紹介します。

万が一、トラブルに巻き込まれた時のために相談先を覚えておくと良いでしょう。

外壁塗装工事前によく起こるトラブルと解決方法

まずは外壁塗装工事前によく起こるトラブルと解決方法を紹介します。

• 外壁塗装の訪問販売で契約してしまった
• 見積もり・契約書の内容がわかりづらい

この2つのケースについて見ていきましょう。

外壁塗装の訪問販売で契約してしまった

飛び込み営業で外壁塗装の訪問販売をしてくる業者も多いです。

全ての訪問販売員に言えることではありませんが、中には「今すぐ工事をしないと大変なことになる」「今日契約すれば安くする」など伝えて通常よりも高額な金額で契約を迫る業者もいます。

もし焦って契約してしまった場合、契約書を受け取って8日以内であればクーリング・オフ制度を利用することで、違約金も支払わずに契約解除が可能です。

契約から9日を過ぎてしまっていたら、まずは業者に工事の中止を申し出て、国民生活センターなどの専門機関へ相談してください。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、訪問販売での即日契約は避けましょう。訪問販売のセールスには対応しない・断ることもトラブルに巻き込まれないための予防策です。

見積もり・契約書の内容がわかりづらい

業者の中にはわざとわかりづらい見積もり・契約書を提示してくる人もいます。あいまいな内容を提示して、後からオプション費用や追加費用を請求してくる場合もあるのです。

解決方法としては、見積もりや契約書の内容をしっかりと確認すること。わかりづらいところは業者に質問して不明点を解決しましょう。

もし、この時業者が説明を濁したり、あいまいな回答をする場合はキッパリと断ることをおすすめします。

外壁塗装工事中によく起こるトラブルと解決方法

続いて、工事中によく起こるトラブルと解決方法を見ていきましょう。

• 騒音・においでご近所から苦情が来た
• 業者の態度が悪い
• 塗料や汚水が飛び散って汚れた
• 業者が逃げた・倒産した

4つのケースについて解説していきます。

騒音・においでご近所から苦情が来た

外壁工事では、足場の組み立て時などに大きな音が発生し、ご近所からの苦情に繋がることがあります。また、塗料のにおいが強いという苦情も出てトラブルに発展することもあるでしょう。

ご近所トラブルが発生すると、ご近所さんとの関係も悪くなり、工事後の暮らしにも支障が出てきます。

解決方法としては、苦情が来たらすぐに業者に知らせて、一緒に謝りに行くことです。訪問が憚られる場合は、お詫びの電話も入れましょう。

予防方法としては、工事前に業者とともに挨拶に回り騒音やにおいが出る期間を説明しておくこと。事前に誠意を持って説明することで、ご近所さんも理解してくれるはずです。

業者の態度が悪い

業者の態度が悪い場合も、トラブルに繋がりやすいです。

例えば、タバコの吸い殻をポイ捨てしたり、通行人に挨拶をしなかったりなど、業者の行動1つで周りからの印象は変わります。

態度の悪い業者がいたら、責任者に相談して注意してもらいましょう。

トラブルを予防するには、事前に業者の口コミをチェックし、態度などで悪い評価がついていないかを確かめてください。悪い口コミがあるような業者と契約しないことでトラブル回避できます。

塗料や汚水が飛び散って汚れた

外壁塗装工事では、強風や養生の不備によって塗料や高圧洗浄の汚水が飛び散ってしまうこともあります。

隣家に被害が発生した場合は、業者にしっかりと責任を取ってもらってください。また、早めに被害を受けたお隣さんへお詫びにいくことも大切です。

予防方法としては、日頃から飛び散りには注意してもらうことです。養生の不備などがあれば、早めに業者に指摘するようにしましょう。

業者が逃げた・倒産した

前金を支払ったにも関わらず業者が逃げたり、倒産したりすることもあります。

前払いで全額を要求する業者は資金繰りがうまくいっていない可能性も高く、信頼性にも欠けます。

もし業者と連絡が取れなくなったら、慌てずに消費者センターに連絡しましょう。場合によっては民事や詐欺での刑事訴訟も検討してください。

業者に施工費用の支払いのタイミングを聞いておくことや全額前払いを要求する業者とは契約しないことでトラブルを回避できます。

外壁塗装工事後によく起こるトラブルと解決方法

外壁塗装では工事後にもよくトラブルが発生します。

• 思っていた仕上がりでなかった
• 施工不良があった
• 見積もり以外の金額を請求された

それぞれのトラブルについて見ていきましょう。

思っていた仕上がりではなかった

塗装前の打ち合わせで色を決めたにも関わらず、イメージと違った、なんてトラブルはよく起こります。

もし気に入らない色の場合は、塗り直しするしか解決方法がありません。そのようにならないためにも、打ち合わせ時に慎重に色決めを行いましょう。

まず色決めをする際には、できるだけ大きな色見本で確認しましょう。色は、小さい範囲と大きい範囲で見る場合とで見え方が違います。

そのため、小さい見本で色を決めると、実際に外壁に塗った時に色の見え方にギャップが生まれます。

また、室内と屋外でも色の見え方が違います。朝・昼・夜でも見え方が違ってくるので、時間ごとに外で色の確認をしましょう。

業者にお願いしてカラーシミュレーションをしてもらって全体のイメージを確認するのもおすすめです。それでも不安な場合は、工事中の上塗り後に色味を確認させてもらうことも検討しましょう。

施工不良があった

工事から数ヶ月しか経過していないのに、塗料が剥がれてしまったり、色褪せてしまったりなど施工不良があった場合は、すぐに業者に連絡しましょう。

業者の施工ミスや手抜き工事の可能性が高いです。

工事の契約内容を確認し、保証期間内であれば業者にやり直しを求められます。

このようなトラブルに巻き込まれないための予防方法は、保証期間を明記していない業者とは契約しないことです。

また、「オリジナル塗料」の提案にも気をつけましょう。

「オリジナル」と謳って、メーカー製の塗料を薄めたものを使うなど、粗悪な塗料を使ってくる業者もいます。実態のわからない塗料は信用しないでください。

見積もり以外の金額を請求された

工事後に「追加工事があったから」という理由で見積もり以外の金額を請求されることもあります。

納得できない金額の場合は、その場で応じずに「消費者センターに相談する」と業者に告げましょう。場合によっては弁護士に介入してもらうこともおすすめします。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、やりとりは録音・記録してください。追加工事が発生する場合は、その都度見積書や契約書を作ってもらい、やりとりをしたという証拠を残しておきましょう。

外壁塗装でトラブルが起きた時のおすすめの相談先

外壁塗装で実際にトラブルに巻き込まれた時は、落ち着いて対処することが大切です。

しかし、いざトラブルに巻き込まれると、自分でどうすれば良いかわからないものです。

ここでは、トラブルが発生した時のおすすめの相談先をご紹介します。

契約した塗装業者

まずは契約した塗装業者に相談すること。

何かしら工事中の不具合やトラブルが起きたら、すぐに塗装業者に相談しましょう。

明らかに業者のミスだった場合、無償でやり直してもらえる場合もあります。

ただし、契約時には保証内容がどのようになっているかはきちんと確認しておきましょう。

住宅リフォーム・紛争処理支援センター

業者に対するトラブル発生時は、住宅リフォーム・紛争処理支援センターや国民生活センターに相談しましょう。

住宅リフォーム・紛争処理支援センターは建築士や弁護士も在籍しているので、リフォームに関する専門的なアドバイスもしてもらえます。

国民生活センターは、リフォーム訪問販売の相談も受け付けているので、適切な対処法を教えてもらえるでしょう。

保険会社

工事後に不具合が発生したのに、施工業者が倒産してしまった場合は保険会社に相談するのも手です。

ただし、この場合、「リフォーム瑕疵保険」に加入している必要があります。リフォーム瑕疵保険に加入していれば、倒産した業者に代わって補修工事の代金を補償してもらえます。

弁護士

第三者機関に相談しても解決できない場合は、弁護士に相談しましょう。

ただ、弁護士への相談は基本的に有償なので、これまで紹介した相談先に問い合わせしてどうしようもない時の最終手段と考えてください。

まとめ

公益財団法人住宅リフォーム・住宅紛争処理支援センターによると、2022年度における住宅リフォームに関する相談件数は、12,243件。外壁のひび割れに関する相談件数は全体の20%にも及んでおり、多くの消費者がトラブルに巻き込まれている状況です。

このようなトラブルに巻き込まれないためにも、優良な外壁塗装工事業者を探すことが望ましいといえるでしょう。

住まいのやまおか君「プロタイムズ神戸西神店」は、6,400棟以上の豊富な施工実績を有し、一級塗装技能士の資格を持つなど、確かな技術力を持った職人が在籍しています。地元で50年以上お客様と誠実に向き合うことで、お客様に安心感をお届けしてします。

万が一のトラブル時に備えた最長10年の長期性能保証（有償保証）もあるので、万が一倒産しても全国マスチック事業組合連合会が保証いたします。

神戸市・明石市・三木市で安心・信頼できる外壁塗装工事業者をお探しの方は、ぜひ1度、住まいのやまおか君「プロタイムズ神戸西神店」へお問い合わせくださいませ。