2023.12.26

相見積もりの比較ポイント【2】

外壁塗装のあれこれを山岡鉄也が斬る!!

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このコーナーでは、受講者がのべ3,000人を超える「住まいのセミナー」をはじめ、
業界の相談役的存在でもある外壁塗装のスペシャリスト・山岡鉄也が、皆様のお住まいの外壁塗装について、
あらゆるギモンやマチガイを詳しく解説いたします!

前回掲載の外壁塗装の相見積もりの比較ポイントについて、今回は③下地・塗料そのものの費用について詳しくお話ししましょう。一般的に塗料の違いは耐久年数の違いだと思われていますが、これは違います。耐久年数は塗料と組み合わせる下塗り材によっても大きく異なってきます。まずは前提としてこのことを認識しておいてください。

③ 下地・塗料そのものの費用

塗料は塗る下地(モルタルなど)の種類に合わせて、それに適したものを選ばなければなりません。

下塗り塗料の種類

壁面と仕上げ材をつなぐ接着剤のようなものを下塗り塗料といいます。上塗り材の接着を良くしたり、下地への吸い込みを抑える役目のシーラー(またはプライマー)と、シーラーより粘度が高く厚みや模様づけにも使える微弾性フィーラーの2種類があります。

中塗り・上塗り塗料(仕上げ材)

現在、塗料の種類はびっくりするほど多くあります。下記の塗料は、比較的よく知られているものですが、同じような商品が各メーカーから販売されており、それだけでも20~30社になります。価格も1缶当たり数千円~十万円を超えるものまであります。また「塗料は良いものを使うので安心してください」と言われても、悪質な業者は契約した塗料と異なるものを使うこともあります。ちなみに日本の大手3大塗料メーカーは、日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研です。メーカー以外のオリジナル商品という謳い文句も、二流メーカーの商品にシール等を貼っているだけのものもあるので要注意。必ず塗料のメーカー・種類・グレードを確認してください。グレードの違いでも随分、値段は違ってしまいますよ。

山岡鉄也が斬る!!塗料表

アクリル樹脂…20~30年前に一般によく普及していた塗料で、比較的安価で経済的
ウレタン樹脂…ひと昔前に主流だった塗料。悪くはないが、値段はシリコンとほぼ変わらない
シリコン樹脂…現在の主流といえる塗料。価格と性能のバランスがい
フッ素樹脂…性能は良いが若干価格が高い。将来的には主流となるかも

塗料の種類によって塗装回数も変わる場合があります。ひび割れや雨漏りを防ぐものから、最近では遮熱性や防カビ性、変色・褪色防止などの性能のある塗料も増えてきています。こうした膨大な数の中から、塗装する外壁にはどれが合うのかを見極め、ご提案するのがプロの仕事なのです。

今回のまとめ

☑ 塗り替えに求める性能を伝える
☑ 塗料のメーカー・種類・グレードを確認する
☑ 施工場所と施工面積を確認する

次回予告

次回は外壁塗料の中でもわかりやすい、色選びについてお話しします。次号もお楽しみに!

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