コーキングの現場に密着!増し打ちと打ち替えの違いとは?ボンドブレーカーとは?
今回はコーキングについて現場からお届け致します。
ひび割れたコーキングの実態
まずはこの状態を見て下さい。
コーキングにヒビが入った状態になります(*_*)
サイディングの壁はパネルを張り合わせているので、パネルとパネルをコーキングでつなぎ合わせています。
つないだコーキングは永久にそのままの状態でいる訳ではなく、経年劣化でこのようにひび割れることも。このまま放っておくと、そこから雨漏りする可能性もあるので、早目の補修が必要となります。
コーキングの対処方法としては、増し打ちと打ち替えという二つの種類があります。
コーキング対処法
増し打ち
古いコーキングをそのまま残した上で新しいコーキング材を充填する方法。コーキングの状態がよく撤去の必要がない場合や、カッターなどでコーキングを撤去すると建物を傷つけてしまう恐れがある場合などに用いられます。
手間と工期が短いことが利点ですが、新しいコーキングが剥がれやすかったり、新しいコーキングの本来の耐用年数より早く劣化する恐れもあります。
打ち替え
古いコーキングを完全に撤去した上で新しいコーキング材を充填する方法。
手間と工期は若干かかりますが、目地の間をきちんと埋めることができ、防水性や柔軟性を確保して、本来の耐用年数を実現することができます。
今回の現場は打ち替えとなるので、その様子を見ていきましょう。
作業の様子がこちら
打ち替えはこのように、まずこれまでの古いコーキングをきれいに撤去する必要があります。完全に撤去した状態で上から新しいコーキングを入れていくためです。
撤去部分をアップで見るとこうなっています。
ボンドブレーカーとは
奥に見えている青い部分、こちらをボンドブレーカーといいます。
このボンドブレーカーがある部分はコーキングが密着せず、両端のサイディングとの二面接着になります。
もしもボンドブレーカーがない場合、両端と奥の三面接着になり、建物が揺れた場合、すべてが固定されてヒビが入りやすくなります。
その点、二面接着は一面が固定されていないことにより、揺れを吸収するのでコーキングが割れにくくなるのです。
コーキング作業工程
それでは、完全に古いコーキングが撤去された後の、実際のコーキング作業を順を追って見ていきましょう。
養生
外壁の周りにコーキングがつかないよう、しっかりと養生します。養生テープを貼ることで、きれいな線を作ることができます。
プライマー塗布
コーキングと外壁をしっかり密着させつために、プライマーという下塗り材を塗布します。
打設
目地部分にコーキングを注入します。充填は上から下へ向かって行うのが基本です。目地の内部に空洞ができないよう、注意して打設します。
押さえ
充填後、へらで均一にならすために押さえていきます。
完了
養生テープを除去して完了です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように、外壁を塗装する前の段階のコーキングの対処も、住まいのやまおか君では慎重に丁寧に作業しています。
皆様のお家のコーキングはどのような状態でしょうか?今回のような状態、もしくは近い状態でしたら、それはコーキングの取り換え時期、そして外壁塗装を考えてみる時期かもしれません。
一度、住まいのやまおか君にお問い合わせ下さい(^_^)
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