外壁塗装の重要ポイント3つ！現状デザインキープやイメチェンのコツ

外壁塗装のあれこれを山岡鉄也が斬る!!

このコーナーでは、受講者がのべ3,000人を超える「住まいのセミナー」をはじめ、
業界の相談役的存在でもある外壁塗装のスペシャリスト・山岡鉄也が、皆様のお住まいの外壁塗装について、
あらゆるギモンやマチガイを詳しく解説いたします！

もとのデザインを活かす塗装とは？

凹部と凸部があるタイル風デザインなど、もとの壁面基材が多彩な模様のオシャレなサイディングの場合は、早めにクリアー塗装を行うことで、費用を抑えてキレイな状態をキープできます。クリアー塗装はもとの壁面が傷んでしまうとできなくなってしまうので、塗装のタイミングは早めに行うことがポイントです。

デザインを変えるなら！

外壁の塗り替えはお家のイメチェンの大チャンス。カラーリングを2色や3色にするだけでも印象は変わりますが、軽量タイルやレンガ、石材風や木目調のものを部分的に施したり、最近流行のガルバリウム鋼板などの金属を成形した金属系の外壁サイディングを活用すれば、建物の構造は変わらないのにまるで新しい家のような佇まいに生まれ変わります。

外壁塗装はあくまでも建物の保護と美装が重要

今や外壁の種類は多種多様。新築当初からフッ素コーティングや光触媒加工されている壁材もあります。このような基材にこれまでと同じような塗装をすると、数年後には確実に剥がれてしまいます。
また、壁以外の屋根や軒裏、雨戸やシャッター、雨樋など塗る場所によっても選ぶ塗料は変わるもの。さらに建物を雨から守る防水性、紫外線から守るUVプロテクトなどの効果がある壁材もあり、ご希望されるお客様も増えておりますが、これも基材と塗料の相性などをしっかり見極める必要があります。
外壁の表面的なキズや汚れだけでなく、使用された塗料の確認など、すべては現状をしっかり調査・確認することから始まるのです。