失敗しない色選びのポイント~工事を確実に見極められる魔法の言葉
外壁塗装のあれこれを山岡鉄也が斬る!!
このコーナーでは、受講者がのべ3,000人を超える「住まいのセミナー」をはじめ、
業界の相談役的存在でもある外壁塗装のスペシャリスト・山岡鉄也が、皆様のお住まいの外壁塗装について、
あらゆるギモンやマチガイを詳しく解説いたします!
色選びのポイント
外壁塗装の色選びは、最終的な仕上がりを左右します。そして、10~15年に一度のチャンスです。でも小さな色見本だけではイメージしにくいもの。見本の色は良く感じたのに思ったより白っぽかった、暗かった、派手だった!と後悔しないためにも、色選びは慎重に行いましょう。
確実な工事のための魔法の言葉
塗装には下塗り・中塗り・上塗りの工程がありますが、ここで手抜きされないポイントを。それは『色変え工法にする』こと。一般的に中塗りと上塗りは同じ色を使いますから、悪質な業者の場合、一度塗りしかしていなくても二度塗りした、といいます。上塗りと下塗りで色を変えることで、誰の目にも明らかになるので、ちゃんと二度塗りせざるを得ません。また、工程ごとの写真を撮ってもらうこともオススメします。
色のイメージがリアルに確認できるツールを
住まいのやまおか君では、カラーコーディネーター監修のもとで作られたツールを使って色選びをお手伝いしています。
①大判色見本セット
実際にご自宅の壁にあてて今のカラーとどれくらい異なるかを確認できるA4サイズくらいの見本カラーがあります。現状の壁面との違いがわかりやすいツールです。
②透けるとんシート
ご自宅の写真を撮影して壁の部分を透明にしたフィルムをご用意し、塗装見本のカラーシートの上に重ねて見るシートがあります。外壁の目地や影もそのままなので、シートを当てるだけで塗り替え後のイメージがし易く、希望通りの色決めができます。2色でどこからどこまでをどの色にするかシミュレーションできます。
基本的な色選びはもちろん施主様のお好みです。ただ、PCの画面やプリントアウトした出力紙では色の誤差が生じてしまうので、施主様がイメージされたものに限りなく近い仕上がりにするためにも、実際に塗り替えされた事例の写真などで確認していただくことをオススメします。
今回のまとめ
☑塗装の工法も考慮した色変え工法がオススメ
☑仕上がりのイメージに相違がないよう確認
次回予告
次回は外壁塗装の際にデザイン性をグレードアップできるというお話しをします。
読者さんからの質問
Q 外壁塗装のあれこれの中に、無機塗料が無かったので少し疑問に感じています。無機塗料の扱いが難しいからなのでしょうか?
A 無機系塗料はフッ素と同等に20年ぐらいの耐候性があり、長寿命です。無機といっても無機有機のハイブリッド塗料が主流です。無機系塗料には大きく分けて2種類あり、
無機=セラミックの粒が大きく吹付してザラザラ模様をつけるものと、無機を粒子のレベルまで細かくして普通の塗料と同じ様にローラーや刷毛で塗るもの
とがあります。
ローラーや刷毛で塗れる無機系塗料は特別扱いにくいこともありません。フッ素と分けて考えなくても、フッ素=無機塗料的といえます。
メーカーによって汚れにくい、遮熱などの特徴はありますが、これも他の塗料と同じです。
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