塗膜のつかない染み込むペンキもあるんです。(神戸・井吹台)
こんにちは。今日は木部の塗装をした様子をご紹介します。
モルタル壁やサイディング壁にぬる塗料は、塗っていくと塗料の膜(塗膜)がつきます。
塗膜を付けることによって雨が降ったとき、雨がその上を流れてゆくので壁の中に雨が浸入しないように防ぐことが出来ます。
塗装によって壁の防水性能を高めるわけです。
一方、塗膜をつけないようにする塗料もあります。
ウッドデッキやログハウスは木目が見えるほうが良いのでペンキの膜で覆わない、
染み込むタイプの塗料で塗装します。
そうすることで木の風合いを残したままに仕上げることができます。
このお家はおしゃれな飾りの付け柱や板のあるお家でした。
その雰囲気をそのままに仕上げるため「キシラデコール」という塗料を使います。
ペーパーがけをして表面を整えたあとに1回目のキシラデコールを塗ります。
写真でもわかりますが、塗料が木に染み込んでますね。
茶色い色はつきますが、塗膜はついていません。
そして2回目、中塗りです。塗膜がつかないので一度に大きな色の変化はありません。
色がついていても年輪のあとがしっかりと分かり、木の風合いを保っています。
仕上げの3回目、上塗りです。
だいぶ色がついて、引き締まった印象になってきました。
キシラデコールは防腐、防カビ、防虫、対候といった性能があり、木材保護塗料とも呼ばれます。
なので木が劣化する原因を防いでくれるとても優れた塗料なんですね。
塗料が木に浸透するタイプのペンキなので、有効成分が染み込み木材を内側から守りワレや剥がれが発生しにくいです。
木部に膜厚がつく塗料を塗ると後々剥がれて汚らしくなってしまうことがありますが、
膜厚を作らない浸透タイプなので劣化しても「ペンキが剥がれてみすぼらしい」といったことを防げます。
洋風のお家にも和風のお家にも使えるので便利です。
比較的簡単に塗れる塗料なのでご自分で部分メンテナンスしていただくこともできますよ。
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