サイディング塗替えのサイン

サイディングとは外壁素材の一種で、

セメント質と繊維質を主な原料とした外装材で壁に貼って使用します。

サイディングはサイディングボードともいわれ、板状になっていて、

建物に合わせてサイディングボードを貼り付けていきます。

貼り付けたサイディングボードをシーリング材でつないでいきます。

モルタルは全面をまんべんなく塗るので境目がないのに対し、

サイディングは既製品のパネルを貼り合わせていくものなので、

パネルとパネルの間に必ず隙間が出来ます。

そこを目地といい、

コーキング剤（「シーリング」のうち、ペースト状のものを「コーキング」と言います）

という弾力がある薬剤を詰めて雨水などが入るのを防止しています。

サイディングの表面には塗装がしてあり、

その塗装面は紫外線や雨を浴び続ける事で年々劣化していきます。

塗装面が防水機能を失うとサイディング自体に水が浸透して

サイディングのソリや水漏れをしてしまいますので定期的に塗装を行う必要があります。

サイディングには塗装以外にも目地（コーキングの劣化）が問題となります。

塗装の耐久性が10年～15年程度に対してコーキングは7～10年と

サイディングの塗装が劣化する前にコーキングが劣化により硬くなり割れてしまっているケースが

非常に多く亀裂部分から水の侵入を許してしまってる事があります。

塗替えのサイン

●色褪せ
●カビの発生
●コーキングのひび割れ
●外壁のひび割れ
●外壁のひび割れ

●チョーキング現象※壁を触ると手に白っぽい粉がつく現象。
●塗膜の剥がれ

ご自宅の外壁で1度セルフチェックをしてみて下さい。

当てはまるものがあれば、専門の業者に頼んでみてもらうことをおすすめします。