付帯物のセルフチェック!破風板・付庇・面格子の塗装は必要?判断するポイント教えます【Vol.32】
付帯物セルフチェック
前回、屋根・外壁・ベランダ床・今度は、付帯物。
付帯物とは
付帯物って何ですか。建物には色んなもの、付属物があります。こちらに書いていますが、破風板・雨樋・付庇(つけびさし)。あんまり普段漢字でも見ないですね。「はふ」って何ですか。「とい」雨がついてたらわかりますけれど。「ひさし」あまり普段使わない漢字ですね。
破風板
破風板というのは、屋根があって、その下にある木とか板金のことですね。軒樋というのは軒先である樋、雨を受けるやつですね。集水桝があって、竪樋に下りていって、排水していきます。
付庇
付庇、窓の上の庇。最近はデザイン住宅になって、あまり庇がついてないお家が多いですが、昔の家は全部窓の上には必ず庇。ちゃんと防水性を考えて作られていたんですが、最近はちょっとデザイン重視になってこういったものがなくなっている住宅が多いです。
雨戸
雨戸。昔ながらの木の雨戸とかアルミの雨戸、スチールの雨戸、色んなものがあります。あとシャッター、雨戸の代わりにシャッター雨戸になってるようなものもあります。
面格子
面格子。1階とか泥棒が入らないように格子のものがついていますね。これもアルミのものが多いんですが、昔のちょっと和風の住宅などは、木の面格子があったり鉄の面格子があったりします。こういったいわゆる付属物、付帯物ですね。
塗る必要があるものを塗る
もちろん塗装工事は何でもかんでも塗るわけではなくて、塗る必要のあるものを塗ります。どんなものかというと、単純に言えば、木や鉄。放っておくと傷んでしまいますね。だから傷まないように、鉄は錆び止めをして塗装する。木は腐らないようにちゃんと防腐剤を塗るとか、水を吸い込まないようにするとか、塗装、膜を張る訳ですよ。
触って傷み具合をチェック
そういったものをやっていくんですが、どれぐらい傷んでるのか。前回外壁を触ってみてチョーキング、という話をしましたが、こんなところも触れるところは触ってチョーキングを見たり、あとは錆が出ていないかとかそんなところもチェックしていけばいいかと思うんです。雨戸は特に一番身近に触るところなので、チョーキングが出たらすぐわかりますし、結構錆びて表面に錆がバーッと浮いてきてるようなとこもあります。
塗らないもの①面格子
アルミの面格子は基本的には塗りません。アルミとかステンレスというのは、塗る必要がない。塗らなくても大丈夫という元々の素材なんですが、ただし例外もあります。海沿いですね。海沿いの方に行くとやっぱり塩害でアルミ錆が出ているので、アルミの部材なんかも塗装すればいいと思います。
塗るところ塗らないところをチェックする、塗る必要があるのかないのかっていうとこをろをチェックしていけばいいと思います。
塗らないもの②シャッター
この中で、例えばシャッターっていうのがありますが、何でもかんでも塗ればいいというものじゃないんですね。シャッターはどちらかというと日中巻き上げてる状態で、日に当たっていない。寝る時だけ閉めるので、ほとんど傷んでなかったりします。傷んでないものを無理に塗る必要もない訳であって、逆に塗るとデメリットもあります。アルミ製品や金属製品っていうのは、元々出荷した状態っていうのは工場塗装してるんです。工場塗装は焼付・融着・電着などきちんとした塗装なんですが、現地で塗装すると自然乾燥になるので、塗膜が柔らかい。塗膜が柔らかい分シャッターを上げ下げすると、焼付していないので、剥がれていたりめくれてきたりしやすい訳です。どうしてもそういったデメリットもあります。
何でもかんでも塗るのではなくて、塗る必要があるのかないのか。塗った方がいいのかどうなのか、というところを含めて、チェックしてみればいいかと思います。
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