【全工程掲載】明石市茶園馬町K様　リシン吹き付け仕上げ外壁塗装・スレート一部ガルバリウム鋼板屋根塗装工事

工事内容

外壁材	リシン吹き付け仕上げ
外壁　使用塗料	超低汚染遮熱フッ素　塗替え周期目安15～20年 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ﾎﾜｲﾄﾌｨﾗｰAⅡ 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ﾘﾌｧｲﾝ1000MF-IR 【色】1F：8215スレートブルー　2F：8201シルキーホワイト　3分艶
屋根材	スレート瓦　一部ガルバリウム鋼板
屋根　使用塗料	超高耐久遮熱塗装仕様 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ｻｰﾓﾃｯｸｼｰﾗｰ ※屋根部材のガルバリウム鋼板　ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ｻｰﾓﾃｯｸﾒﾀﾙﾌﾟﾗｲﾏｰ 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ﾘﾌｧｲﾝ500MF-IR 【色】8079チャコール
その他工事	外塀廻り塗装・屋根銅板部・瓦破損部補修・化粧胴差ガルバリウム巻き付け・窓格子取り替え・ベランダ床トップコート
営業担当	上田　照実（ドローン検定2級）

工事にあたって～やまおか君より

現地調査

屋根の状態確認

屋根材のカラーベストは「平型化粧スレート」のことで、セメント、けい砂を原料とし、繊維で補強してできています。塗装の際にはタスペーサー（縁切り）が必要となります。一部ドーマー部分がガルバリウム鋼板屋根となり、退色部分や白錆びの補修が必要な状態です。
また、藻や苔の発生が見られ、防水性が落ちてきています水分を含んだ瓦は割れやすくなるので、高圧洗浄で表面の汚れを落とし、塗膜で保護することにより瓦の持ちを良くすることが可能です。瓦の滑落も見られます。

外壁の状態確認

リシン仕上げは、細かく砕いた砂や石を樹脂に混ぜて吹き付けています。塗膜は塗料を激しく吸い込み、色むらや剥がれが起こりやすい特性があり、吸い込みをおさえるためには、相性のよい下塗り材を選ぶことが大切です。
また、ドーマー廻りが経年劣化により汚染されています。水切り部分は手で触れるだけで塗膜が剥離する状態で、錆の発生が懸念されます。

工事工程

高圧洗浄

外壁や屋根についたカビ・藻・コケや砂ぼこりや雨筋汚れなどを落とします。旧塗膜がある場合は、剥がれや浮き・チョーキング粉など脆弱な部分も洗い落とします。

屋根塗装

屋根勾配が急なため、安全対策上、屋根足場を設置して作業しました。カラーベストの隙間が塗料で埋まらないために、タスペーサー取り付けや縁切り作業を行います。下塗りにシーラーを使用し、屋根材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持った超耐候性遮熱型フッ素塗料を使用しました。

外壁塗装

下塗りにはフィラーを使用し、小さなひび割れや荒れた表面を滑らかにしたり、壁材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持った超耐候性遮熱型フッ素樹脂塗料を使用しました。

カラー・デザインポイント

K様邸は、元々がベージュとブラウンのツートンカラーでした。塗替え後は、明るく映えるシルキーホワイトとスレートブルーのさわやかなコントラストへイメージチェンジ。ブルーは奥様のお好きな色とのことで、濃くなりすぎず、薄くなりすぎない、絶妙なブルーをチョイスされました。また3分艶タイプを選択したことで、マット感のある自然な仕上がりとなりました。

付帯塗装

水切り塗装において、弱溶剤形シリコン樹脂塗料を使用しました。

工事を終えて～やまおか君より