外壁の雨漏り原因を徹底解説！雨漏りしやすい場所と対策

築年数が経ち、愛着のあるマイホーム。
でも、最近気になるのが外壁からの雨漏り。
台風の時だけ、なんてことも…。
原因が分からず、不安ですよね。この記事では、外壁の雨漏り原因を徹底解説します。
原因特定から具体的な対策まで、分かりやすくお伝えします。
雨漏りの心配から解放され、安心して暮らせるよう、一緒に解決していきましょう。

外壁雨漏りの特徴：屋根とは違うその原因と症状

屋根からの雨漏りとは異なり、外壁の雨漏りは独特の特徴を持っています。

1:症状が現れるまで時間がかかる

屋根は雨水が直に当たるため、雨漏りの発見が早いです。

しかし、外壁は垂直方向からの雨を受けにくく、風雨によって雨水が浸入するため、クラックやシーリングの不具合があっても、雨漏りがすぐに表面化しないケースが多いのです。
雨水が外壁内部の防水紙や断熱材に吸収され、室内に到達するまでに時間がかかるため、気づいた時には深刻化していることも。

2:台風や強風時限定の雨漏り

少量の雨では問題なくても、台風や強風時のような横殴りの雨や大量の雨水は、外壁の小さな隙間からも浸入します。

クラックやシーリング不良があれば、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りが発生。
普段は問題ないのに、特定の気象条件下でのみ雨漏りする場合は、外壁に原因がある可能性が高いでしょう。

3:雨漏りの兆候の見極め

外壁からの雨漏りは、壁の変色、カビの発生、壁紙の剥がれなど、目に見える症状が現れるまでに時間がかかります。

そのため、定期的な外壁の点検が非常に重要です。
小さなひび割れやシーリングの劣化も見逃さず、早期発見・早期対処を心掛けましょう。
放置すると、修復費用が高額になるだけでなく、建物の構造にも影響を及ぼす可能性があります。

外壁雨漏りの多発箇所と具体的な対策

外壁で雨漏りが起こりやすい場所は、特定の箇所が挙げられます。

1:換気口

換気口はシーリング材で外壁と接合されていますが、経年劣化や強風による影響でシーリング材が剥がれ、隙間から雨水が侵入することがあります。

定期的なシーリング材の点検・補修が必須です。

2:窓サッシ

窓サッシ周辺のシーリング材も、雨漏りの原因になりやすい箇所です。

シーリング材の劣化やひび割れによる隙間から雨水が浸入します。
劣化を発見したら、早めの交換・補修を行いましょう。

3:幕板

外壁材の繋ぎ目に用いられる幕板。

この部分のシーリング材が劣化すると、雨水が侵入します。
定期的な点検とシーリング材の補修が必要です。

4:取り合い部分

外壁と基礎、屋根と外壁など、異なる部材の接合部分（取り合い部分）は、雨漏りが起こりやすい箇所です。

シーリング材の劣化や隙間をチェックし、必要に応じて補修を行いましょう。

5:外壁材

外壁材自体にひび割れやクラックが発生すると、そこから雨水が侵入します。

ひび割れを発見したら、早急に補修を行うことが大切です。
ひび割れを放置すると、内部の腐食や劣化が進行し、大規模な修繕が必要となる可能性があります。

まとめ

外壁からの雨漏りは、屋根とは異なり、症状が現れるまで時間がかかり、台風などの強風時に発生しやすいという特徴があります。
雨漏りが起こりやすい箇所は、換気口、窓サッシ、幕板、取り合い部分、外壁材そのものなどです。
これらの箇所を定期的に点検し、シーリング材の劣化やひび割れがあれば、早急に補修を行うことで、雨漏りを防ぎ、大切な家を長持ちさせることができます。
早期発見と適切な対処が、快適な住まいを守る鍵となります。

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