【全工程掲載】神戸市垂水区小束山手N様　築11年サイディングリシン吹付外壁塗装・リボール防水・門柱塗装工事

工事内容

外壁材	サイディングリシン吹付
外壁　使用塗料	超低汚染遮熱フッ素　塗替え周期目安20年～ 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸ　ﾎﾜｲﾄﾌｨﾗｰAⅡ（ｻｨﾃﾞｨﾝｸﾞ面はｼｰﾗｰ） 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸ　ﾘﾌｧｲﾝ1000MF-IR 【色】ﾍﾞｰｽ：8113トゥルーホワイト　ﾊﾞﾙｺﾆｰ：9006ペリウィンクルブルー　艶消
屋根材	陶器瓦
屋根　使用塗料	－
その他工事	外塀廻り塗装・リボール防水
営業担当	片岡　怜志（外壁劣化診断士） 上田　照実（ドローン検定2級）

工事にあたって～やまおか君より

現地調査

外壁の状態確認

リシン仕上げの部分は、細かく砕いた砂や石を樹脂に混ぜて吹き付けています。塗膜は塗料を激しく吸い込み、色ムラや剥がれが起こりやすい特性があり、吸い込みを抑えるためには、相性のよい下塗り材を選ぶことが大切です。外壁にはチョーキング現象が発生し、塗膜の樹脂が劣化して、顔料が折出している状態です。また、目地部にはクラックが発生し、経年劣化によりシーリングが硬化し、ひび割れから水分が侵入する可能性があります。含水率は正常の0～65％の範囲内で問題はありません。

バルコニー・門柱状態確認

バルコニーはFRP防水で、防水層を保護するトップコートに紫外線による退色や、床の立ち上がりに塗膜剥離が見られます。また、門柱はジョリパットで、経年の蓄積された汚れが付着したことにより、外観が損なわれています。

工事工程

高圧洗浄

外壁や屋根についたカビ・藻・コケや砂ぼこりや雨筋汚れなどを落とします。旧塗膜がある場合は、剥がれや浮き・チョーキング粉など脆弱な部分も洗い落とします。

外壁塗装

下塗りにはフィラーを使用し、小さなひび割れや荒れた表面を滑らかにし、壁材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持った超耐候性遮熱型フッ素樹脂塗料を使用しました。

カラー・デザインポイント

N様邸は、大きくイメージを変えることなくこれまでと同じホワイトでの塗装をご希望でした。ただ、ホワイトといっても微妙な色味の違いがあるので、ご希望の色を配置したサンプルをご用意して比較していただけるよう、スピード感を持って対応させていただきました。最終的に、ベースとなる色は明度の高いトゥルーホワイト、バルコニー部分はペリウィンクルブルーという白に近い淡く柔らかなブルーを配置。面積効果で全体的な印象はホワイトですが、近くで見るとほんのり淡いブルーを感じる色合いをチョイスされました。

リボール防水

下塗り材（プライマー）を塗布し、水性塗膜防水材、リボール式防水を施工します。上塗りにはベランダの防水層を保護するための塗料を使用します。

付帯塗装

透湿性能をもった塗料を使用しました。

工事を終えて～やまおか君より