憂鬱な雨が逆にラッキーとなる作業！雨の日の高圧洗浄のメリットを解説

このところ全国的に雨が降り続いています(T_T)
住まいのやまおか君がある神戸市西区でも、大雨洪水警報が出される程の激しい雨が降っていました。

塗装作業においては、雨が降ると作業が止まります。塗れた壁に塗料を塗ることはできません。
しかし！雨でも作業ができる、しかも、雨の日こそラッキー！という作業があるのです。

それが高圧洗浄です。

高圧洗浄とは

高圧洗浄とは、屋根・外壁・バルコニーやその他の付帯物（樋・庇・雨戸など）を機械を使用して付着している汚れをとっていく作業です。
塗装前には重要なこの作業。汚れが付着したままでは、塗装しても塗膜が浮いてしまうので、しっかりと洗い流しておく必要があります。
ご覧頂いている動画の作業はカーポートの洗浄シーン。直接塗装には関係はありませんが、これを機会にお家の汚れを一掃しています。
大きな音が出ますので音量を下げていますが、監督の声がかき消される程です(^_^;)

塗装工事の流れの中で、高圧洗浄がどのように行われるか、詳しくはこちらをご覧下さい。

塗装工事の流れはこちら

高圧洗浄が雨の日が都合がよい理由

もともと水を使う作業ですから、雨の日でも関係なく作業できます。そして、逆に雨の方が作業する者にとってはラッキー！都合がよいと思う作業なのです。

理由は2つあります。

理由その1：汚れの飛び散りが軽減される

1つ目は「汚れの飛び散りが軽減される」
高圧洗浄で落とした汚れは、高圧なミストの噴射により、周りに飛び散ってしまうことがあります。
飛び散って残ってしまった汚れは洗浄後に丁寧に拭き取りますが、雨の場合はその必要がなくなります。職人がやるべき作業を雨が代わりにやってくれるんですね。

理由その2：周囲の洗濯物へ飛び散る可能性がない

2つ目は「周囲の洗濯物へ飛び散る可能性がない」
高圧洗浄を行う日は、近隣の方々へ作業を周知し、周りに汚れの飛び散りがないよう細心の注意を払って作業しています。
しかし、隣家のベランダと施工されるお客様の家が接近している場合など、洗濯物を干しておられると、汚れが飛び散るおそれがあります。
施工時は家の周りをシートで覆っているとはいえ、ミストの噴射の勢いで漏れる可能性もあります。
その点、最近のような激しい雨の日は洗濯物を外に干さないご家庭がほとんどなので、気にせず作業できるメリットがあるのです。