塗装業者選びの重要なポイント
外壁塗装のあれこれを山岡鉄也が斬る!!
このコーナーでは、受講者がのべ3,000人を超える「住まいのセミナー」をはじめ、
業界の相談役的存在でもある外壁塗装のスペシャリスト・山岡鉄也が、皆様のお住まいの外壁塗装について、
あらゆるギモンやマチガイを詳しく解説いたします!
塗装工事は塗膜と技術を買うもの
塗装工事はリフォームと同じ扱いになってしまうことが多いですが、例えばキッチンやおフロ、トイレのリフォームはメーカーが作った製品を入れ替え・設置します。製品の品質に違いはありません(設置技術にも大きな差は出ませんよね)。しかし、塗装工事は塗料を買うものではなく、家を守ってくれる塗膜とそれをキチンと塗る技術を買うのです。大手だから、知り合いだから、営業マンさんがいい人だから、というのは判断基準としてあまり良いとは言えません。
以下に、塗装業者選びのポイントを上げていきます。
ポイント1:建設業許可証
塗装業は開業するための資格や許可、届出などは必要ありません。ただし、塗装業者として一定の実績や資格により国土交通大臣や県知事から建設業者許可証を取得する事ができ、500万以上の規模の大きな工事も請負う事ができます。この許可が全てではありませんが、一つ基準にはなると思います。
ポイント2:国家資格
また、「一級・二級塗装技能士」という個人に与えられる国家資格もあります。この資格は、実技試験と学科試験をパスしなければならない厳しい試験ですので、施工者がこの資格を持っているかどうかも一つの基準になると思います。
ポイント3:営業会社と工事会社
もう一つ、トラブルになるケースが多いのが、窓口として依頼主様と契約を結ぶ営業会社と、実際に施工する工事業者が異なる場合です。この構造そのものは悪いわけではありませんが、営業会社が契約のため、また利潤追求のために「これもやる・あれもやる」といった口約束をし、詳細を記載していない契約をしたり、過剰な値引きをしてそのシワ寄せを受ける工事業者が、金額に合わせて質を落とした仕事をすると、依頼主の理想からは程遠い仕上がりになってしまう、といったことが実際にあるのです。
ポイント4:業者を断る魔法の言葉
また訪問販売の営業マンは歩合給の比率が多く、給与確保のために契約を迫り、あれこれ条件を出して契約を取るまで帰らなかったり、一度断ったにも関わらず何度もやってきたりと、違法行為をする業者もあります。
今回はこうした業者を断る魔法の一言を伝授しましょう。それは
『あなたの売り方は特商法に触れていませんか?』
ポイント5:地域密着かどうか
また、地域密着ではなく、遠方から営業に来る業者も要注意です。本来地元の評判が良ければ、わざわざ遠方まで営業に来ませんよね。
まとめ
値段だけに惑わされず、塗装工事はいかにキチンと工事をやってくれるかと言う目線で判断することが大切です。
まずはいくつかの業者に問い合わせてみることから始めてくださいね。
ここをチェック!!
☑建設業許可を取っている
☑地元で経歴が10年以上ある
☑30分圏内に会社がある
次回予告 次回は具体的な相見積りのやり方とその比較についてお話しします。
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