外壁（目地）シーリングの打ち替えって？詳細と必要性を解説

最近、弊社のお客様からお問合せをいただくことが増えてきたので
本日は外壁（目地）シーリングの打ち替えについて解説したいとおもいます(^^)
まずシーリングって聞きなれない単語ですよね。
業者さんに見積もりなどを依頼されたことがある方は聞いたことある単語かもしれませんが・・・

まずシーリングとは？

シーリングは、建物や車両の窓枠やドア枠、床と壁の接続部分、浴槽や洗面器と壁の接続部分、水回り場所であるキッチンやバスルームの水回りのパネルの格納部分など、様々な場所で使用される建材の一つです。封入材（密封材）とも呼ばれることがあり、材質にはシリコンやポリウレタン、塩ビなどがあります。シーリングは、その建材同士が隙間を作らず固定化することで、防風、断熱、防水、防虫、防音効果を発揮する役割を持っています。また、見た目の美しさや、耐久性、メンテナンス性も考慮される建材です。
↓↓シーリングを打ち替えをしている様子です↓↓

シーリング打ち替えとは？

目地シーリングの打ち替えは、以下の手順で行われます。

１．目地シーリングの劣化の確認
目地シーリングを確認し、劣化やひび割れ、膨れ、剥がれなどがあるかチェックします。シーリング材の色褪せや黒ずみも、劣化のサインです。また、建物の構造によって、室内・屋外など、目地シーリングの種類が異なる場合がありますので、適切なシーリング材を選定する必要があります。

２．古い目地シーリングの除去
古い目地シーリングを、切り取りナイフ、シールドカッター、こて、サンダーなどの道具で切り取ります。施工地点の安全対策を行い、周囲の建物などに影響を与えないように工事を進める必要があります。

３．コーキング穴や目地の清掃
古い目地シーリングを取り除いた後、清掃します。古いシーリング材や目地材の残骸、埃、油や汚れをしっかり取り除いてください。コーキング穴や目地に清掃しにくい箇所がある場合、スポンジやブラシを使って掃除します。

４．新しい目地シーリングの施工
清掃が完了したら、専用の注入器で新しい目地シーリング材を詰めます。この際、混合剤を忘れずに加え、均等に注入します。注入後は、スパチュラや指などを使って均等にならし、空気抜きも同時に行います。シーリング材の硬化時間は、気温や湿度によって異なるため、施工後の完全硬化までの時間を確認してください。

５．完全硬化後の仕上げ
硬化後、シーリング材が乾いたら、鋼板の刃やスピリットで整えます。また、必要に応じて最後に防水処理を行い完成になります。

ではなぜ外壁（目地）シーリングが必要?
それは放置していると雨漏りする可能性があるからなんです。
外壁は常に雨や紫外線にさらされている状態です。

時間の経過とともに劣化やひび割れが発生してしまいす。

目地シーリングが割れたり、劣化してしまうと、雨水や湿気が侵入してしまい、雨漏りやカビ、腐食、内装の破損などの原因となります。
そのため、目地シーリングを放置すると、建物の耐久性や健康に悪影響を与える可能性があるので、早めに修理・打ち替えを行うことが大切です。

でもどんなタイミングで業者さんに依頼したらいいかわかりませんよね。
目地シーリングの打ち替えは、劣化やひび割れが目立つようになった時に行うことが望ましいです。
特に、雨漏りや水漏れが発生する前に早めに取り替えることで被害を最小限に抑えることができます。また、建物全体のメンテナンスの一環として、定期的な点検を行い、必要に応じて打ち替えを行うことも重要です。
自宅の外壁をみてひび割れ・劣化を見つけた方はぜひ信頼できる業者さんにまずは相談してみてください！
ひび割れ・劣化は早期対策でコストを抑えれる可能性もあります。
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