外壁塗装時に頭に入れておきたいウレタン塗料の特徴
一言で外壁塗装を行うといっても、様々な種類の塗料の中から選ぶことになるでしょう。
ウレタン塗料と呼ばれるものは、外壁塗装で使われるもののうち、下から2番目のグレードに位置しています。以前まではウレタン塗装が最新として多くの住宅に使われていて、はじめての外壁塗装に選ばれることも多く見られました。
しかし近年では断熱や光触媒などといった、さまざまな機能性を持つものが次々に登場しているのが実情です。
そもそもウレタン塗装とは、ウレタン樹脂を成分とし、外壁の仕上げ用のことを指しています。
外壁塗装の塗料は主成分の違いによりさまざまなグレードに分かれますが、その成分の持つ特徴により、強度や性質にも異なりが見られます。
ウレタン樹脂と呼ばれるものは、ポリウレタンのことを指しています。1930年代にヨーロッパで工業用として使われ始めたのがはじまりで、1950年代に入ると、世界中に普及していったものです。 ウレタン塗装の性質としてあげられることは、柔らかい弾性の飛膜を形成する特徴があります。
弾性とはどのようなものなのかというと、衝撃がかかったとしても元に戻ろうとする力のことを指します。弾性を持つ素材として知られているものには、ゴムやスポンジなどがあげられるでしょう。弾性を持つものを塗装することで、ひび割れが発生しそうになっても飛膜が柔らかく動くので、割れを抑止することにもつながります。 もちろんあまりにも強い力が加わってしまえば、カバーすることはできないでしょう。そして密着性が高く屋外の部材と相性が良いということが挙げられます。
密着性とはどのようなものなのかというと、下地に対してしっかりと付着できるかどうかということを指しています。ウレタン塗装はこの性質に非常に優れていて、雨戸や雨樋などといった複雑な設備の塗装にも適しています。
ウレタン塗装を選ぼうか悩んでいる人の中には、シリコンとどちらにしようか悩んでいる人も多いかもしれません。
一般的に考えると耐用年数や耐候性などを考慮すると、シリコンの方が耐久性を長持ちさせられることでしょう。しかしすべてにおいてシリコンがよいというわけではなく、場合によってはウレタンで問題ないケースも見られます。適しているケースとしては、10年後に再塗装を予定していて耐久性にそこまでこだわりがない場合や、ひび割れを防ぐ目的であるとき、また付帯部の塗装の際には向いていると言えます。
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